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ＢＳジャパンの「ＴＨＥ ＭＯＯＮ〜人類の夢・月世界の未来〜」
團十郎初挑戦、宇宙のナビゲーターに
2008/3/6 産経新聞
東京朝刊 by 草下健夫
歌舞伎界の重鎮、市川團十郎（６１）が、テレビ番組のナビゲーター（進行役）に初挑戦する。しかもテーマは、歌舞伎とは一見無縁の、宇宙。実は幼少期からの天文ファンで、それを聞きつけた番組制作者が打診したところ「宇宙の最先端に触れる絶好のチャンス」と快諾したという。
番組は、ＢＳジャパンの「ＴＨＥ ＭＯＯＮ〜人類の夢・月世界の未来〜」（８日後９・０）で、月の神秘にスポットを当てた１１５分間のドキュメンタリー。
昨年９月に宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）が打ち上げた月周回衛星「かぐや」が地球に送信した、月面の向こうに地球が昇る“地球の出”など数々のハイビジョン映像を紹介。かぐや開発の裏側にある人間ドラマや、月と地球の誕生の研究成果、人類が月に住む可能性に迫る。
小学生の時、世界初の人工衛星、スプートニク打ち上げに深い感銘を受け、以来すっかり天文少年になったという團十郎。「今回はＪＡＸＡやＮＡＳＡ（米航空宇宙局）に行けると聞き、もう一も二もなく引き受けた」。
番組ではＪＡＸＡ施設のほか、米国の航空宇宙博物館やジョンソン宇宙センターを取材。人類で最も長時間月に滞在したハリソン・シュミットさんにもインタビューした。
「宇宙ステーションは花道のように真っすぐなところがある。将来そこで歌舞伎をやるなら、荒事（荒々しい演出場面）のような花道が活用できる演目がいい」と團十郎は話している。
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番組は、ＢＳジャパンの「ＴＨＥ ＭＯＯＮ〜人類の夢・月世界の未来〜」（８日後９・０）で、月の神秘にスポットを当てた１１５分間のドキュメンタリー。
昨年９月に宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）が打ち上げた月周回衛星「かぐや」が地球に送信した、月面の向こうに地球が昇る“地球の出”など数々のハイビジョン映像を紹介。かぐや開発の裏側にある人間ドラマや、月と地球の誕生の研究成果、人類が月に住む可能性に迫る。
小学生の時、世界初の人工衛星、スプートニク打ち上げに深い感銘を受け、以来すっかり天文少年になったという團十郎。「今回はＪＡＸＡやＮＡＳＡ（米航空宇宙局）に行けると聞き、もう一も二もなく引き受けた」。
番組ではＪＡＸＡ施設のほか、米国の航空宇宙博物館やジョンソン宇宙センターを取材。人類で最も長時間月に滞在したハリソン・シュミットさんにもインタビューした。
「宇宙ステーションは花道のように真っすぐなところがある。将来そこで歌舞伎をやるなら、荒事（荒々しい演出場面）のような花道が活用できる演目がいい」と團十郎は話している。
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