消費拡大へメニュー提案
“大人の野菜”ラディッキオ 食卓席巻?
2008/3/11 産経新聞
東京朝刊
サラダなどに使われ、赤紫の葉が特徴の米カリフォルニア産ラディッキオ(トレビス)の消費を拡大しようと、メニュー提案会が東京都港区の東京プリンスホテルで開かれた。家庭などの需要が少ないため、国内シェアの3割を占める青果物輸入商社のIPM西本(東京都港区)が開催。現地の農家も来日し、生産履歴など食の安全への取り組みを外食関係者らに説明した。
 |
ほろ苦さが特徴のラディッキオ。巻きずしやテリーヌにしてもおいしいという(田村龍彦撮影) |
ラディッキオは彩りが鮮やかで、ほろ苦いのが特徴。メニューは同ホテルのシェフが監修し、定番のサラダのほか、巻きずしや中華風牛肉包みなども提案された。中国製ギョーザ中毒事件を受けて、輸入食材に対する懸念が高まっているが、同社では「安全なものを輸入しているので安心して食べてほしい」とPRに躍起だ。
産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2008 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.