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椿火呂花と寿依千
宝塚とOSKがOG競演 「情熱のパソドブレ」
2008/3/28 産経新聞  大阪夕刊
宝塚歌劇団とOSK日本歌劇団のOGたちがコラボレートするユニークなミュージカル・プレイ「情熱のパソドブレ」が、4月18〜20日に大阪・心斎橋のそごう劇場で上演される。

久々に“男役で復活”する椿火呂花(右)と寿依千=大阪のけいこ場
久々に“男役で復活”する椿火呂花(右)と寿依千=大阪のけいこ場

孤児院で兄弟のように育ったエミリオとラファエル。エミリオは養子にいってフラメンコダンサーに、ラファエルは篤志家の援助で念願のマタドールになるが…という、愛と友情のスパニッシュ・ロマン。

元宝塚はエミリオ役の椿火呂花と、振付・出演の立ともみ。元OSKはラファエル役の寿依千と脚本・作詞・演出の吉峯暁子。

椿は男役のホープだったが、宝塚バウホール公演「エイジ・オブ・イノセンス」で初主演したあとの平成15年に退団。その後、カラーセラピーの資格を取り、リラクゼーションの仕事をしているそうで、退団後は初めての舞台となる。

「去年、思いつきでやったディナーショーを見たプロデューサーからお話をいただいて。女優業には興味ありませんが、少年役がおもしろそうなのでやってみようかなと。フラメンコは初めてだし、舞台化粧の仕方も忘れていましたが、13歳から19歳のエミリオを若々しく、かっこよく演じたい」という。

寿は、13年OSK入団の期待の男役だったが、15年に劇団が解散した後、女優に転身。昨年からは芸名も「園田弥生」の本名に戻して、ミュージカルを中心に活動している。

「退団後は男役をほとんどやっていないんですが、吉峯先生の作品なのでやりたかった。発声や踊り方など男役になかなか戻らなくて。10歳から16歳の少年役ですが、初舞台のような感覚で取り組んでいます」。今回は「寿」の芸名を使うが、普段は「園田」で女優活動をするそうだ。

吉峯は「ケータイ小説として書いた作品が舞台化できてうれしい。2人ともブランクを感じさせない清新な少年になると確信できます。ピュアな愛を見てほしい」と話している。

ベテラン男役の立も、昨年退団した後の初舞台で、闘牛学校の校長役。さらに男性出演者の田渕法明とチャーリー西尾が加わり、ラテン・バイオリニストの金関環が生演奏する。

全5公演。問い合わせはそごう心斎橋本店TEL06・6281・3111大代表。

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