カロリー計算機、サプリ、ウォーキングシューズ…
百貨店各社、メタボで勝負
2008/3/29 産経新聞
東京朝刊
4月からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の特定健康診査・特定保健指導が始まるのを前に、百貨店各社が健康関連商品の販売を強化している。“メタボ予備軍”のサラリーマンなどの客層拡大も狙っている。
高島屋日本橋店(東京都中央区)は今月、アフリカのマサイ族の歩行を参考にしたスイス製のシューズ「MBT」の販売コーナーをオープン。価格は3万円前後だが、履いて歩くだけでトレーニング効果があり、中高年層に人気という。
小田急百貨店新宿店(同新宿区)は1月に「メタボリックコーナー」を設置。カロリー計算機や運動前に飲むと脂肪が燃焼しやすくなるサプリメントなどを販売している。同社では「普段は来店が少ない40〜50代のサラリーマンも多く、予想を超える売り上げ」と話している。
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