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「ウエストサイド物語」通算１０００回達成
大阪四季劇場「オペラ座の怪人」日本上演２０周年
大阪四季劇場「オペラ座の怪人」日本上演２０周年
劇団四季 関西２劇場で大きな節目
2008/5/9
産経新聞大阪夕刊 by 平松澄子
劇団四季が関西の２劇場でロングラン上演している大ヒット・ミュージカルが、大きな節目を迎えた。京都劇場の「ウエストサイド物語」が通算１０００回を達成（４月６日）すれば、大阪四季劇場の「オペラ座の怪人」が日本上演２０周年（４月２９日）に到達したのである。
「ウエスト−」は１９５７年に米ブロードウェーで初演され、６１年には映画が大ヒット。６４年に本場のカンパニーが初めて来日公演を行い、日本でミュージカルを開眼させる画期的な作品となった。四季による初演は７４年で、同劇団にとっても“ミュージカルの原点”である。
高度なテクニックのダンス、美しい音楽、人種や階級差別、若さの暴走、愛と死…。半世紀を超えたいまなお、解決しない今日的問題を包含する作品は、圧倒的な魅力で輝いている。
京都劇場では８月１７日までの公演延長が決まり、同作品がこれまで日本各地で行った公演地の最長上演記録となる。
「オペラ座−」は８６年初演のロンドン・ミュージカルで、四季の初演は８８年。同劇団の創立３５周年記念公演だったから、今年は５５周年である。
姿の醜さを仮面に隠した才能豊かな怪人が、歌姫に恋したことによる切ない愛と憎しみの物語。極上の音楽やゴージャスな装置などで描く格調高い作品で、何度見ても感動が深い。
２０年間にほぼ途切れることなく日本各地で公演を行い、通算４５００回を超えた。国内で上演されているミュージカルの中では、同劇団の「キャッツ」、「ライオンキング」に次ぐ第３位の記録を誇っている。
大阪四季劇場でも１周年（５月３日）を超え１１月３０日までの延長が決まった。
問い合わせはいずれも劇団四季関西公演本部大阪オフィスＴＥＬ０６・４７９６・６６００。
「ウエスト−」は１９５７年に米ブロードウェーで初演され、６１年には映画が大ヒット。６４年に本場のカンパニーが初めて来日公演を行い、日本でミュージカルを開眼させる画期的な作品となった。四季による初演は７４年で、同劇団にとっても“ミュージカルの原点”である。
高度なテクニックのダンス、美しい音楽、人種や階級差別、若さの暴走、愛と死…。半世紀を超えたいまなお、解決しない今日的問題を包含する作品は、圧倒的な魅力で輝いている。
京都劇場では８月１７日までの公演延長が決まり、同作品がこれまで日本各地で行った公演地の最長上演記録となる。
「オペラ座−」は８６年初演のロンドン・ミュージカルで、四季の初演は８８年。同劇団の創立３５周年記念公演だったから、今年は５５周年である。
姿の醜さを仮面に隠した才能豊かな怪人が、歌姫に恋したことによる切ない愛と憎しみの物語。極上の音楽やゴージャスな装置などで描く格調高い作品で、何度見ても感動が深い。
２０年間にほぼ途切れることなく日本各地で公演を行い、通算４５００回を超えた。国内で上演されているミュージカルの中では、同劇団の「キャッツ」、「ライオンキング」に次ぐ第３位の記録を誇っている。
大阪四季劇場でも１周年（５月３日）を超え１１月３０日までの延長が決まった。
問い合わせはいずれも劇団四季関西公演本部大阪オフィスＴＥＬ０６・４７９６・６６００。
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