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トップスター 和央ようかと同時
宙組 花總まりも退団へ
11月8日(火)
宝塚歌劇団は8日夕、宙組娘役トップ、花總まりが来年、「『NEVER SAY GOODBYE』―ある愛の軌跡−」東京公演の千秋楽(7月2日)で退団すると発表した。 後日会見の予定。

7日行われた火災予防安全もちつきまつりで、トップスター和央ようか(左)と微笑みを交わし合っていた花總まり=東京宝塚劇場
7日行われた火災予防安全もちつきまつりで、トップスター和央ようか(左)と微笑みを交わし合っていた花總まり=東京宝塚劇場


宙組はトップスター、和央ようかが同公演千秋楽で退団するとすでに発表しており、同組はトップコンビが同時退団することになる。

花總は東京都出身。平成3年の「ベルサイユのばら」で初舞台。翌年1月に星組配属。5年、雪組に組替え。翌6年「雪之丞変化」「サジタリウス」でトップスター、一路真輝の相手役として娘役トップ就任。

雪組時代は高嶺ふぶき、轟悠の相手役も務め、10年「エクスカリバー」「シトラスの風」から姿月あさとの相手役として宙組娘役トップに。

12年の宙組全国ツアー「うたかたの恋」「GLORIOUS!」からは和央ようかの相手役になり現在にいたる。

16年、「BOXMAN」で和央とともに第29回菊田一夫演劇賞受賞。

娘役トップ在位期間は最長。5人のトップスターの相手役を務め、歌劇団創立90周年記念式典ではソロで歌う場面もあった。「エリザベート」のエリザベート、「ベルサイユのばら 2001〜フェルゼンとマリー・アントワネット編」のマリー・アントワネット、「鳳凰伝〜カラフとトゥーランドット」のトゥーランドット、「傭兵ピエール」ではジャンヌ・ダルクなど数々のヒロインを演じてきている。

宙組は「炎にくちづけを」「ネオ・ヴォヤージュ」東京公演の最中(13日まで)。7日には東京宝塚劇場で行われた東京・丸の内消防署の「火災予防安全もちつきまつり」に参加し、和央と息のあったところを見せた。

今後、花總は12月16日から「W−WING−」(作演出・齋藤吉正、29日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、来年1月4日〜11日に東京・日本青年館)。来年3月24日〜5月8日「NEVER SAY GOODBYE」(作演出・小池修一郎)宝塚大劇場公演、同5月26日〜7月2日に同東京公演に出演する。









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