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来年「エリザベート」再演
雪組次期トップスターに水夏希が内定
8月17日(木) 
宝塚歌劇団は17日、雪組の次期トップスターに同組の水夏希が内定したと発表した。

来年2月の「ミュージカルロマン『星影の人』−沖田総司・まぼろしの青春−」(作演出・柴田侑宏、演出振付・尾上菊之丞)、「ダンシング・レビュー『Joyful!! II』(作演出・藤井大介)中日劇場公演(2月2〜25日)がトップスターとしての初主演に。

「星影の人」は1976年に汀夏子がトップスターだった雪組で上演した作品の再演。「Joyful!!」は2003年に雪組が上演したショーの再演。

大劇場でのお披露目は来年5月からのミュージカル「『エリザベート』−愛と死の輪舞−」(5月4日〜6月18日、東京宝塚劇場は7月6日〜8月12日)になる。

ウィーンで初演された「エリザベート」の宝塚版は1996年に雪組が初演後、同年星組、98年に宙組、2002年に花組、05年に月組が再演。上演回数は今回の“水版”で700回に達する見通し。

雪組はいまのトップスター、朝海ひかるが「堕天使の涙」「タランテラ!」東京公演千秋楽の12月24日で退団する


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水夏希

みず・なつき
千葉市出身。1993年4月、「BROADWAY BOYS」で初舞台。翌年1月、月組に配属。95年「ME AND MY GIRL」新人公演(第1部)で主役に抜擢される。

97年花組に組替え。99年「ロミオとジュリエット ’99」でバウホール初主演。2000年ドイツ・ベルリン公演に参加。同年7月宙組に組替え。

01年「ベルサイユのばら」では役替わりでオスカルとアンドレの2役で客席を魅了した。04年は他組への特別出演が相次いだ。雪組「スサノオ」ではアオセトナ役で悪の怪しい魅力を放った。花組「La Esperanza」ではタンゴダンサー、ベニートをさっそうと演じた。同年4月、雪組に組替え。

06年1月星組公演「ベルサイユのばら」に特別出演し、役替わりでオスカルを熱演。同年2〜3月の雪組「ベルサイユのばら」ではアンドレとアランを役替わり。同年7月の全国ツアー「ベルサイユのばら」では主役のオスカルを演じた。