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花組 彩吹真央:タカラジェンヌ 夢の軌跡(2)
新公初主演で真ん中の輝きを知る
7月7日(金) 大阪夕刊 by 平松澄子
東大阪市出身。4人兄姉の末っ子。母親が宝塚歌劇の大ファンで、「宝塚を見ることが生活の一部みたい」に育ったという。小学校1年のときに歌と踊りを総合的に習える「宝塚コドモアテネ」に入り、宝塚音楽学校受験を目指す。3度目のチャレンジで合格。平成6年の「ブラックジャック」「火の鳥」で初舞台を踏み、翌年、雪組に配属された。

「組配属が決まり、公演のお稽古が始まろうとした日に、阪神大震災に遭って。宝塚の町が崩壊した姿を自分の目で見たショックは、すごく大きかった。がんばらなきゃという気持ちに自然になりましたね」

8年の「エリザベート」初演では黒天使のほか、新人公演で革命家のひとりに抜擢(ばってき)される。宝塚バウホール公演「嵐が丘」などに出演した後、10年10月に花組に組替え。卓越した歌唱力や安定した演技力で、「夜明けの序曲」新公の定二郎役、バウ「冬物語」の秀之助役、同「ロミオとジュリエット99」のマーキューシオ役などを好演し、頭角を現すようになった。

「花組になって初めての作品が『夜明け−』。新公は匠さん(ひびき=当時の花組2番手)の役で、銀橋でひとりで歌うシーンもありました。なんか、すごい落ち着いていましたね」と、度胸もいい。

新公初主演は12年の「源氏物語 あさきゆめみし」の光源氏役。

「スポットの明るさも違うし、みんなが真ん中を見ていて、何でも真ん中なんだなというのが実感。役作りよりも、単純に衣装を着替える量が多くて、早替わりがどうとか、鬘(かつら)が合ってるかなどいろいろ考えることばかり。トップさんってトータルでトップさんなんだなと思いました」

この作品の東京公演では、本役で明石の上という女役に初挑戦した。

「衣装がおすべらかしに長袴。もうコケそうで、めっちゃくちゃ難しかった。まぁ、そのおかげて男役さんたちがちやほやしてくれましたけれど」。

新公主演は次の「ルードヴィヒII世」と、続いて2度経験している。



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