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星組トップスター 湖月わたる 大劇場にサヨナラ
黒エンビで締めくくり
  by 平松澄子
宝塚大劇場の星組公演「愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム!」が18日に千秋楽を迎え、トップスターの湖月わたるが18年の宝塚生活に別れを告げた。(さよならパレードグラフはこちら 9月29日写真追加)

つめかけたファンに手を振りオープンカーで宝塚大劇場を後にしたわたるさん=9月18日午後7時36分 宝塚大劇場
つめかけたファンに手を振りオープンカーで宝塚大劇場を後にした湖月わたる=9月18日午後7時36分 宝塚大劇場


心配された台風13号の影響もなく好天となり、大劇場は立ち見までぎっしり満員。公演後のサヨナラショーは、まず「大漁ソーラン節」で雄々しくスタート。次いで「カリビアン・ナイト」のテーマ曲を湖月が歌いながら客席を回ると、ファンは立ちあがって手拍子だ。「ベルサイユのばら」の「アン・ドゥ・トロア」は白エンビ姿で歌い、「アリベデルチ・ローマ」の歌にのせて、娘役トップの白羽ゆりとデュエットダンス。極めつけは代表作の「王家に捧ぐ歌」で湖月がラダメス、安蘭けいがアイーダの衣装で登場し、銀橋で「月の満ちるころ」をデュエットでじっくりと聴かせた。

そのあとは黒エンビ姿の男役たちと大階段で「すみれのボレロ」を踊り、「王家に捧げる歌」の「世界に求む」を歌うと、客席はブルーの星形のペンライトが揺れ、すすり泣きも。フィナーレは男役は黒エンビ、娘役は白いドレスで勢揃いした。

この公演での退団者は湖月を含めて計8人。下級生順に、湖咲ひより、真白ふあり、涼麻とも、大真みらん、青空弥ひろ、高央りお、しのぶ紫が、黒紋付きに緑の袴の宝塚の正装で大階段を降りて、あいさつ。最後に「ワタル」と呼ばれて大階段を降りてきた湖月は、黒エンビ姿。同期生の嘉月絵理(月組)と美穂圭子(雪組)が白いバラの花束を持って駆けつけた。湖月は「今の星組はサイコーです。そう胸を張って言わせてくれるすべてのみなさまに、心から感謝を込めてありがとうございました」とあいさつ。総立ちで拍手するファンに9回ものカーテンコールで答えた。

その後、会見に臨んだ湖月は「無事、卒業できて、思ったよりすがすがしい気持ちです」とカラッとした笑顔。「想像していたよりもハード・スケジュールで、今は今のことだけ考えるのが精一杯。グッとこみ上げるときもありましたが、泣いている場合でないし、(退団の)実感はないですね。これからのことは勉強も仕事も、退団後に考えたい。(大学受験の)勉強は今のところフタをしております」という。また、最後に黒エンビを選んだことについては「男役の正装で大好きですし、まだ、ディナーショーも東京公演もあるので」と答えた。

パレードでは黒紋付きに緑の袴姿に着替え、ランの花束を持って登場。約6000人のファンが「ありがとう!」「大好き!」とペンライトを振って叫ぶ中、ランの花 で飾った緑色のベンツのオープンカーに乗り込み、手を振りながら本拠地の宝塚を後にした。

このあとは、ディナーショーが東京(24、25日=パレスホテル)と大阪(10月2日=ホテル阪急インターナショナル)であり、10月6日から東京宝塚劇場で「愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム!」のサヨナラ公演。その千秋楽の11月12日で退団する。

さよならパレードグラフはこちらです

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