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The name of タカラジェンヌII
月組 桐生園加 「園加」は本名
  大阪夕刊 by 平松澄子
「園加」は祖父がつけてくれた本名。

「とても気に入っているので、これに合う芸名を両親が考えてくれて、響きがあう『桐生』に落ち着きました」

★ ★ ★

桐生園加ダンスが魅力的な男役スター。現在、宝塚大劇場の月組公演に出演中(9月17日まで)で、ショー「MAHOROBA」では風の神シナツヒコ役など迫力あるダンスを披露している。

「ジャンプや回転が多いんですが、サッと出てサッと入るので、見逃さないでくださいね」

ミュージカル「マジシャンの憂鬱(ゆううつ)」では真面目で一生懸命なところがおかしい司祭のシャラモンを、独特の味わいで好演している。

踊りや歌が大好きな“バスケット少女”だったが、小学生時代に宝塚の舞台「スパルタカス」を見て受験を決意。中学3年での初チャレンジは実らなかったが、背水の陣で臨んだ2度目に合格した。

初舞台は宙組の「エクスカリバー」で翌年、花組に配属。13年「ルードヴィヒII世」新人公演で、本役を組長の夏美ようが演じたビスマルク役をあてられ、「手も足も出なかった」。14年「エリザベート」新公のルキーニ役は大好きで、もう一度やりたいという。「歌唱指導していただいて、歌うことが怖くなくなったんです」。15年「野風の笛」新公の徳川家康役は個性的な演技で印象深かった。

そして、宝塚バウホールの「Young Bloods!! 青春花模様」(18年4月)で初主演を果たす。芝居は現代の学園へタイムスリップした宮本武蔵役、ショーは得意のダンスを思いっきり踊った。「新公も主演はなかったので、いきなりでびっくりしました。ビシバシ鍛えられたけれど、自由にできて楽しかった」。ただ、月組への組替え(18年10月)が決まっていたため、「精神的につらかった」そうだ。

この記事は携帯サイト「芸能サンスポ」でも読めます月組には今年の正月公演「パリの空よりも高く」から合流した。今年は入団10年の節目になる。

「踊りで何かを伝えることがすごく好き。黒エンビできちっと踊りたいし、ずっと挑戦していきたい」



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きりゅう・そのか
平成10年入団 横浜市出身

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