東京・青山劇場
ミュージカル「オール・シュック・アップ」宙組、花影アリスが出演
2007/12/09 産経新聞
東京朝刊
「ラヴ・ミー・テンダー」などエルビス・プレスリーの名曲でつづるミュージカルコメディー「オール・シュック・アップ」が東京・青山劇場で上演されている。主演の坂本昌行の相手役に、宝塚歌劇団宙組の現役娘役、花影アリスが出演している。
舞台は1950年代の米国の田舎町。保守的で退屈な町にある日、流れ者の青年チャド(坂本)がやってくる。音楽と自由を愛するチャドの存在はやがて、町の人々を変えていく。
花影は、車の修理工として働くナタリー役。チャドに恋するが相手にされず、エドという名の男性になりすまして接近、相棒となる。劇中では珍しい男装も披露することに。
「ナタリーはバイク好きでおしゃれに興味がなく、ふだんからスカートをはかないタイプ。チャドの前で女の子になろうとしても本当の魅力をだせず、男に化けて友達になる。宝塚では体験できない役です」と花影。
「いつもひとつだけほめられるのは舞台度胸」と謙遜(けんそん)しつつ、「ノリノリの名曲ばかり。分かりやすいストーリーで、笑えるシーンもたくさんあるので、見終わって明るく幸せな気分になっていただけると思います」。
21日まで。(電)0180・993・218。
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