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The name of タカラジェンヌII
専科 光あけみ 世の光となれ
   大阪夕刊 by 平松澄子
宝塚に入る前は、東京のミッションスクール、光塩(こうえん)女子学院で中学・高校と6年間学んだ。「“世の光、地の塩となれ”というのが学校のモットー。そこから『光』をいただいて。『あけみ』は本名です」

ケミさん。クリックしてください じつは、入団時は男役で「浦(うら)まつほ」という芸名だった。こちらは「姉が百人一首から考えてつけてくれた」そうで、昭和54年に娘役に転向したときに芸名も変えた。「男役は年々、背が高くなるので思い切って。芸名も娘役らしく変えて心機一転したんです」

宝塚バウホールの花組公演「舞姫」(25日千秋楽)で、ヒロイン・エリスの母親ローザを熱演した。

「原作(森鴎外)とは脚色が違って、きびしく怖い感じのお母さん。時代や環境や性格などで、いろんな子供の愛し方があるんだなと思いました。専科になってから母親役が多いんですが、これまではやさしいお母さんばかり。やったことがないローザ役は難しかったです」

学生時代は「勉強より演劇部の活動に熱心だった」そうで、芝居を続けることに大反対の親も、「宝塚なら」と譲歩してくれて入団。同期には大地真央らがいる。

月組を経て、63年から専科。毎年恒例の「宝塚舞踊会」に出演しているほか、最近はバウ公演の出演が多く、「花吹雪恋吹雪」(平成12年)で石川五右衛門の母親しま役、「DAYTIME HUSTLER」(17年)でシスター・サラ役、今年は3月に大阪のシアター・ドラマシティ公演「A/L 怪盗ルパンの青春」でアンリエット役を演じている。

この記事は携帯サイト「芸能サンスポ」でも読めます「シスターは生徒を守るやさしい役、アンリエットもマリアさまのように慈悲に満ちた役でした。毎回、与えられた役に挑戦するときはドキドキします。専科はできて当たり前だからプレッシャーは大きいし、責任を感じますね。宝塚は現実から離れてフワッとできる夢の世界。私も気がついたら長くいたという感じ。やはりお芝居が好きなんですね」





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こう・あけみ
昭和48年入団 東京都出身

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