星組「さくら」「シークレット・ハンター」東京公演始まる
安蘭けい 会見 「千秋楽まで突っ走る」
by ENAK編集部
18日、東京宝塚劇場で行われた星組トップスター、安蘭けいの会見全文は以下のとおり。
安蘭けい 宝塚大劇場公演を無事終えて東京にやってまいりました。東京のみなさまにまた温かく迎えていただけるかなと思っております。千秋楽まで突っ走っていきますのでよろしくお願いいたします。
−−みどころは?
安蘭 「さくら」は最後の、辻が花の衣装を着て全員で「さくらのボレロ」を踊るところ。自分が出ていない場面では舞台袖でモニターを見て、すごくきれいだなと思っているんです。あの場面をぜひ客席で見てみたいけれど、それは無理なので、お客さまに私の分まで、たくさん見てもらいたいなあ。「シークレット・ハンター」のみどころは、最後のどんでん返しかな。なんで、私はあそこまでだまされたんだろうって、いつも悔しく思うんですけど、お客さまにも同じように、わあ、だまされたって思ってほしいです。
−−お好きな場面は?
安蘭 「さくら」は5月人形の場面ですね。ネズミに追いかけられて、なかなかおもしろい場面なので、“素”に近い状態でやらせていただいています。「シークレット・ハンター」は、冒頭の盗みの場面と、要塞の教会、父親のことを話す場面が好きです。
−−トップお披露目の感想は
安蘭 大劇場公演は、毎日があっという間に過ぎました。大劇場の大階段を、お客さまと出演者のみんなに迎えられて下りるのは本当に幸せでした。「シークレット・ハンター」で走り回って、くたくたになっているのですけれど、階段を下りるときは、その疲れも忘れて、とてもすがすがしい気持ちになっていました。東京公演でも同じ気持ちになれるのかと思うと、うれしくて幸せです。
−−星組について
安蘭 いまとても元気。大劇場公演でもひとりの休演者もなく、130人いたんですけど、みんな元気いっぱいに千秋楽を迎えられました。組自体がよい状態にあるんですね。これからも熱く情熱的な部分を残しつつ、ひとつに向かっていくみんなのエネルギーがまとまればいいですね。そういう軌道修正をするのが組長さんや私かなと思うので、いえることはいって、よりよい組にしたいです。
 |
東京宝塚劇場のロビーには「さくら」衣装に関係する久保田一竹氏の資料も展示 |
産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.