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The name of タカラジェンヌ II
月組 夢咲ねね 夢が咲くように
   大阪夕刊 by 平松澄子
“夢が咲くように”と家族で考えた「夢咲」。「ねね」は父親がいっぱい候補をあげた中から、自分で選んだという。

ねねちゃん「天下人の太閤秀吉の奥さんの名前でもあるし、ひらかなのほうが覚えやすい。最初はくすぐったかったけれど、いろいろな役をさせていただいて、自分の思い描いていた夢が咲いてきている。名前の相乗効果もあるのかなという気もしています」

キュートで華やかな雰囲気を持つ娘役ホープ。現在、宝塚バウホールで上演中の時代劇「大坂侍」(司馬遼太郎原作)で、ヒロインのお勢役を熱演している(6月4日まで。東京・日本青年館公演は6月9〜15日)。主演の霧矢大夢が演じる同心の鳥居又七にベタ惚れで、強引にアタックする豪商のわがまま娘という役どころだ。

「“娘役を捨てろ”と言われたぐらい、ブッ飛んだ元気はつらつな役。本格的な日本物は初めてのうえ、大阪弁に悪戦苦闘していて、難しいですが楽しい」

中学校の修学旅行で初めて宝塚歌劇を観劇。「こんな世界もあるんだ」と圧倒されて、宝塚音楽学校を受験。高校1年の2回目の挑戦で合格した。

「バレエは習っていたんですが、声楽を勉強して出直しました」

月組公演の「花の宝塚風土記」で初舞台を踏み、そのまま月組に配属。入団2年目の平成17年に、早くも「エリザベート」の新人公演でタイトルロールの大役で初ヒロインに抜擢された。「怖い物知らずでしたね」。新公は今年の「パリの空よりも高く」でもヒロインの花売り娘ミミを演じている。

バウホールでは17年「Bourbon Street Blues」のシンシア役が初ヒロイン。18年には東京・日生劇場公演「オクラホマ!」で、弾けた女の子のアド・アニー・カーネス役を好演した。「この役が転機だったかな。『ロミオとジュリエット』みたいな悲劇もやりたいし、いろんなタイプの役をこなせるようになりたい」と夢いっぱいだ。

次週は大月さゆ(雪組)
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ゆめさき・ねね
平成15年入団
富山県出身身