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轟悠の男役カレイドスコープ（６）
２度目のコンサート
2007/11/05
産経新聞大阪夕刊 by 平松澄子
私は今、東京の日本青年館で雪組の仲間たち１２人と、轟悠コンサート「Ｌａｖｅｎｄｅｒ Ｍｏｎｏｌｏｇｕｅ〜時の流れの中に…」に出演しています（８日まで）。
今春の４月末から５月にかけて宝塚バウホールで上演したコンサートと、内容的にはほぼ同じ。第１部は時代の片隅で生きてゆく青年の人生を、さまざまな歌にのせて芝居仕立てで綴ります。第２部はショー仕立てで、思いっきり歌い踊っています。ダンスの振付や衣装に少し手直しはあって、たとえば第２部第２景の「オリエンタル・プリンス」では頭にターバンを巻いているんですよ。
それにバウでは宙組の仲間たちと一緒だったので、出演者が入れ替わると雰囲気が全然違いますね。宙組はウンと下級生たちだったせいもあって、知っている生徒は２、３人しかいませんでした。雪組は主演男役時代（平成９〜１４年）と、専科になってから雪組の「青い鳥を捜して」（１６年）に出たのを含めると、逆に知らない生徒が２、３人で、宙組よりは少し上級生たちになっています。
彼女たちは全国ツアー公演（「星影の人」「Ｊｏｙｆｕｌ！！ ＩＩ」）から帰ったあと、コンサートのお稽古（けいこ）を始めたので短時間しかなかったんですが、上級生になると芝居心が違うんです。すぐキャッチしてくれて、負けじとがんばっていますよ。私自身も春から半年の間に、海外ミュージカルの「ＫＥＡＮ（キーン）」公演もあったし、久しぶりの小人数のコンサートはまた新鮮な感じがします。表現の仕方もいい方向に変わっているといいんですが。
私はコンサート自体が２度目ですが、日本青年館に出るのは「アナジ」（８年）以来で十数年ぶりになるんです。下級生のころは何度も出たことはあるんですけれど、楽屋の自分のいた部屋ぐらいしか覚えていなかった。久しぶりに出られてうれしいですね。フィナーレに着る白いロングの上着の裾の模様がとってもきれいでお気に入り。見逃さないでくださいね。
今春の４月末から５月にかけて宝塚バウホールで上演したコンサートと、内容的にはほぼ同じ。第１部は時代の片隅で生きてゆく青年の人生を、さまざまな歌にのせて芝居仕立てで綴ります。第２部はショー仕立てで、思いっきり歌い踊っています。ダンスの振付や衣装に少し手直しはあって、たとえば第２部第２景の「オリエンタル・プリンス」では頭にターバンを巻いているんですよ。
それにバウでは宙組の仲間たちと一緒だったので、出演者が入れ替わると雰囲気が全然違いますね。宙組はウンと下級生たちだったせいもあって、知っている生徒は２、３人しかいませんでした。雪組は主演男役時代（平成９〜１４年）と、専科になってから雪組の「青い鳥を捜して」（１６年）に出たのを含めると、逆に知らない生徒が２、３人で、宙組よりは少し上級生たちになっています。
彼女たちは全国ツアー公演（「星影の人」「Ｊｏｙｆｕｌ！！ ＩＩ」）から帰ったあと、コンサートのお稽古（けいこ）を始めたので短時間しかなかったんですが、上級生になると芝居心が違うんです。すぐキャッチしてくれて、負けじとがんばっていますよ。私自身も春から半年の間に、海外ミュージカルの「ＫＥＡＮ（キーン）」公演もあったし、久しぶりの小人数のコンサートはまた新鮮な感じがします。表現の仕方もいい方向に変わっているといいんですが。
私はコンサート自体が２度目ですが、日本青年館に出るのは「アナジ」（８年）以来で十数年ぶりになるんです。下級生のころは何度も出たことはあるんですけれど、楽屋の自分のいた部屋ぐらいしか覚えていなかった。久しぶりに出られてうれしいですね。フィナーレに着る白いロングの上着の裾の模様がとってもきれいでお気に入り。見逃さないでくださいね。
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