轟悠の男役カレイドスコープ(8)
行事にお稽古…今年も前向きに!
2008/1/07
産経新聞大阪夕刊 by 平松澄子
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
私は元日朝から、黒紋付きに緑の袴という宝塚の正装で、「拝賀式」に出席しました。なんと、これまで1度も出たことがなくて初めてだったんですよ。全員に配られる紅白まんじゅうが、とってもおいしいと聞いていたので、楽しみにしていたんですが、本当においしかった!!

そのあと、晴れ着のお着物に着替えて、宝塚大劇場内のロビーで「2008年新春鏡開き」を行いました。恒例行事で、新年の2番目の大劇場公演に当たっている組の、主演コンビらが担当するんです。今年は宙組で、大和悠河、陽月華と、特別出演する私の3人。私は雪組時代に一度経験があります。みなさんに升酒を振る舞うんですが、私は飲めないので口をつけるだけでした。
4日からは宙組公演のお稽古が始まりました(2月8日開幕の「黎明の風」「Passion 愛の旅」)。昨年末からスタートしているんですが、いよいよ本格的に取り組んで仕上げていきます。
じつはそのお稽古の集合日まで、私はイタリア、フランスと旅行して、初めてベルギーにまで行ってきましたが、楽しかったぁ〜。イタリアでは1年前に買い損ねたヴェッキオ橋の壁飾りも買えたし、ベルギーのカフェではなんと、一目惚れされたんですよ!。かっぷくのいい、人のよさそうなお兄ィさんでしたが… ま、観光客サービスの冗談としても、うれしい気分でしたね。
今年の抱負は大きく言うと、お仕事に関しては宝塚歌劇団がいっそう飛躍して、その名をより広く轟かせたい。そのためには私たちひとりひとりが、全てのことに前向きに取り組んでいければいいなと。あとは…地球の温暖化にもっと心していかないと。このままだと数十年後には大変なことになると、すごく気になっています。
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