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月組 青樹泉 The name of タカラジェンヌII
10年目 自分なりの「色気」出したい
2008/1/21  産経新聞大阪夕刊 by 平松澄子
なじみやすい、親しみやすい芸名を、父親が中心になって考えたそうだ。

もりえちゃん 「もう本名より芸名でいる時間の方が長くなりました。泉は常に湧き出ている感じ。自分の中でも常に新しく、透き通っているピュアなものがあればいいなと思っています」

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長身(173センチ)が映える男役のホープ。現在、宝塚バウホール開場30周年記念公演の第1弾「ホフマン物語」の詩人ホフマン役で、バウ初主演している(29日まで)。幻想的な3部構成の物語からなるオペレッタで、役替わりが4パターンもある作品だ。

「自分は13日まで悪魔の役で、19日から繊細な芸術家のホフマン。感受性が強すぎて感情の起伏が激しいけれど、心が純粋だからみんなに愛されている。稽古(けいこ)は大変だったし難しい役ですが、自分をどれだけ解放してのびのびやれるか。ホフマンとして自然に呼吸できるのが理想です」とがんばっている。

高校2年のときに2回目のチャレンジで合格。平成11年に「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台を踏み、月組に配属される。17年「エリザベート」のトート役で新人公演初主演。「プレッシャーと緊張感で“カツカツ”。学ぶことが多すぎて、苦手意識があった歌も、考え方も、トートを経験したことで変わりました。成長できたと思います」

昨年はバウ「大坂侍」で思い切ったメークのとぼけた数馬役で新境地を見せた。「去年はコメディータッチの役が多かったですね。なぜか似たような役が続く傾向があって、その前年は“病人イヤー”でしたし、もう1年前は“悪人イヤー”だったんですよ」

今年で“男役10年目”の節目を迎えた。「自分はノンビリ見えるようなんですが、振り返ってみると無我夢中で駆け抜けて、必死だったんですよ。これからは自分なりの男役の色気を、もっと作って出していけたらと思っています。あこがれの役は『うたかたの恋』の皇太子ルドルフですね」(平松澄子)




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