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月組 越乃リュウ The name of タカラジェンヌII
ベテラン男役、７月には組長昇格
2008/3/31
産経新聞大阪夕刊 by 平松澄子
「越乃」は新潟の代名詞で、「リュウ」は県木の柳から。
「とことん出身地にこだわった芸名ですよね」
「自分はこの作品の再演（平成７年）時にも出ていて、新人公演ではランベスキング役。再々演の今回は執事に昇格させてもらいました。先輩たちが大切にしたポイントは守りつつ、今の月組でしかできない役作りを心がけています」
３歳から習っていたバレエ教室の先生に宝塚の受験をすすめられ、高校２年終了時の２回目で合格。初舞台は「ＢＲＯＡＤＷＡＹ ＢＯＹＳ」で、翌平成６年、月組に配属になって以来、月組一筋だ。
１０年「ＷＥＳＴ ＳＩＤＥ ＳＴＯＲＹ」新公のアクション役や色の濃い役、悪役や年配の役などで実力を発揮。存在感を増してゆくが、ターニングポイントになったのは、「オクラホマ！」（１８年、東京・日生劇場）のヒロインの叔母、エラー役だったという。
「大柄な自分に女の役が回ってこようとは思わなかったし、自分を省みるいいきっかけになりました。踊ることが好きなんですが、お芝居ってこういうふうにするものだと教えていただいて、楽しくなりました」
「ＭＥ ＡＮＤ−」の東京公演（５月２３日〜７月６日）が終わると、組長への昇格が決まっている。
「自分の中で役者と管理職は別。不安はありますが、愛情ある厳しい組長になっていけたらと、目標は高く掲げています。役者としては…いただける役なら何でも、愛してやっていこうと思っています」
「とことん出身地にこだわった芸名ですよね」
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月組の副組長をつとめるベテランの男役。宝塚大劇場で上演中のロンドン・ミュージカル「ＭＥ ＡＮＤ ＭＹ ＧＩＲＬ」に、実直な執事ヘザーセット役で出演している（５月５日まで）。「自分はこの作品の再演（平成７年）時にも出ていて、新人公演ではランベスキング役。再々演の今回は執事に昇格させてもらいました。先輩たちが大切にしたポイントは守りつつ、今の月組でしかできない役作りを心がけています」
３歳から習っていたバレエ教室の先生に宝塚の受験をすすめられ、高校２年終了時の２回目で合格。初舞台は「ＢＲＯＡＤＷＡＹ ＢＯＹＳ」で、翌平成６年、月組に配属になって以来、月組一筋だ。
１０年「ＷＥＳＴ ＳＩＤＥ ＳＴＯＲＹ」新公のアクション役や色の濃い役、悪役や年配の役などで実力を発揮。存在感を増してゆくが、ターニングポイントになったのは、「オクラホマ！」（１８年、東京・日生劇場）のヒロインの叔母、エラー役だったという。
「大柄な自分に女の役が回ってこようとは思わなかったし、自分を省みるいいきっかけになりました。踊ることが好きなんですが、お芝居ってこういうふうにするものだと教えていただいて、楽しくなりました」
「ＭＥ ＡＮＤ−」の東京公演（５月２３日〜７月６日）が終わると、組長への昇格が決まっている。
「自分の中で役者と管理職は別。不安はありますが、愛情ある厳しい組長になっていけたらと、目標は高く掲げています。役者としては…いただける役なら何でも、愛してやっていこうと思っています」
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