95周年機に見直し
来年から年10公演に SS席は値上げ
2008/5/30
速報
阪急電鉄は30日、宝塚歌劇の本拠地である宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と東京宝塚劇場(東京都千代田区)での公演回数を現在の年8回から10回に増やすと発表した。
阪急電鉄によると、宝塚歌劇は1998年1月に宙組を新設して5組体制となったが、大劇場、東京とも年間8公演であるため1公演しかできない組がある。これを解消したいという。
公演回数を増やすのに伴い、1公演の期間を現在の約1カ月半から1カ月に短縮する。
来年1月の宝塚大劇場公演から適用。この結果、同劇場では元日の花組「太王四神記」を皮切りに12月11日までの間に、花→星→雪→宙→月→星→雪→花→月→宙の順で10公演が行われる。
また、来年からは両劇場の席種を見直し、料金を改訂する。
両劇場のSS席を現行の1万円から1万1千円に値上げ。宝塚大劇場のS席を7500円から8000円に、東京宝塚劇場のS席8000円を8500円に、それぞれ値上げする。
A、B席、当日B席は据え置く。
座席数も変更。大劇場は、SS席が現在の165席から194席に。S席は1283席から1408席に。A席は873席から475席に。B席は229席から473席に。
東京は、SS席が143席から133席に。S席は1269席から1444席に。A席は394席から229席に。B席はいまと同じ263席。
宝塚大劇場については、12月に座席の全面入れ替えをするとしている。
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