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星組 麻園みき
平成3年入団 東京・町田市出身 |
8歳違いの姉が元星組トップスターの麻路(あさじ)さき。姉の影響で宝塚に入り、芸名の1字をもらい、自分の本名を入れて、姓名判断で名づけた。
「姉と字画が全部一緒なんです。とっても幸運な字画だっていわれました」
170センチの長身で存在感のある中堅男役。昨秋の宝塚大劇場公演「ガラスの風景」「バビロン」の稽古中にぎっくり腰になり、約半年間休演した。
現在、東京・日生劇場で公演中の「雨に唄えば」(27日まで)から舞台復帰して、映画の宣伝マン、ロッドをコミカルに演じている。
「あと3日で開幕ってときにダウン。悔しかったけれど、自分が見る立場になって、自分の欠点も見えてきたし、舞台に立つ心構えが変わりました。今は舞台に戻れてすっごく楽しい。改めて、見てくださるお客さまのありがたさを感じています」
宝塚の男役としては、「所作がきれいで、舞台で男らしく、かっこよく見えること」に気をつけているそう。
「ロッドは自分の年齢に近い設定だけれど、もっと大人の役やこれまでやったことのない新しい役にもチャレンジしたい」と欲も出てきたようだ。
次に出演する大劇場公演は1本立て大作「王家に捧ぐ歌」(7月11日−8月18日)。 「今度はエジプトが舞台のコスチュームものなので、きれいな衣装が着られるのではと、楽しみにしてるんです」
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