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SUMiRE MEMO
by 平妻澄子
12月4日(土)大阪夕刊
公演の詳細は公式サイトで
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
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作曲・編曲家 鞍富真一 すみれの園を創る人たち
アクセントや仕掛けを工夫
宝塚大劇場で上演中の雪組公演「青い鳥を捜して」(14日まで)では、第4場Cのマーチングバンドの音楽を作曲。前作の星組「花舞う長安」、来年元日開幕の宙組のショー「レヴュー伝説」をはじめ、毎年10作品前後の作・編曲を担当している。

「宝塚の仕事を手伝うようになって20年近く。一時、離れていたんですが、また7、8年前から多くなりました」と、温和な物腰で語る。



昭和27年京都生まれ。父親も同じピアニスト兼作曲・編曲家で、小さいときからピアノを仕込まれて育った。

「でも、小学4年のときにやめたんです。電気通信の道へ進み、通信士の資格を持っているんですよ。それなのに趣味で始めたバンド活動がおもしろくなって、高校を卒業したあと、本格的に音楽に取り組むようになりました」

神影孝雄とブルーナイツ・オーケストラ、古谷充とフレッシュメン、馬詰のりあきとザ・スクラッチなどにピアニスト兼アレンジャーとして参加。平成6年に独立してからは作曲、編曲の仕事が中心になり、シャンソン・コンサートや杉良太郎、天童よしみらの劇場公演、OSK日本歌劇団公演など幅広く活動している。

宝塚ではバウホールで、OGの深緑夏代や当時現役だった明日香都らのシャンソン・コンサートの伴奏や編曲を担当したことがきっかけになり、しだいに仕事の輪が広がっていったという。

「大劇場は中元(清純)先生が最初に声をかけてくださったんです。その後はオリジナルの作曲も少しずつ始めて、高橋(城)先生や寺田(瀧雄)先生らともご一緒するようになりました」。印象深い作品を聞くと、「国境のない地図」「サザンクロス・レヴュー」「ヘミングウェイ・レヴュー」などをあげた。

「宝塚の舞台は豪華絢爛(けんらん)でまぶしくて、大人数なのが魅力。ダンスの振付がしやすいように、音楽はアクセントや仕掛けを工夫する必要があります。100%満足することはないので、もっとアイデアを出して、いろんな音楽を作っていきたい」

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