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SUMiRE MEMO
文と写真 by 土井繁孝/写真報道局
12月7日(火) 大阪夕刊
公演詳細は公式サイトで
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
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雪組 貴城けい:タカラヅカ90thきらめく星たち
チャレンジ いつも前へ
今までで一番忙しい一年だったと振りかえる貴城けい。端正な顔立ちが、その魅力を引き立てる


先月12日、今年最後となる雪組の大劇場公演『青い鳥を捜して』と『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』が幕を開けた。『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』はその名の通り、夢の王国・宝塚を象徴するショーとして宝塚歌劇90周年のフィナーレを飾る。



『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』で踊る貴城けい。華麗な衣装が舞台に映える
『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』で踊る貴城けい。華麗な衣装が舞台に映える
「気が付いたら舞台化粧をしていて、気が付いたら舞台に立っていました」−雪組の貴城(たかしろ)けいは、今年1年をこう振り返る。

大劇場公演と東京公演を合わせると180日は舞台に立っていた。「初舞台以来、経験したことのない忙しさだった」というのも無理はない。

入団以来ずっと雪組に在籍したが、90周年記念行事の一環として、2〜3月に星組、6〜8月には月組公演にゲスト出演した。

「久しぶりに同期と共演して、1人1人苦労しながら成長してきたことをひしひしと感じました。この貴重な経験をぜひ雪組で生かしたいですね」とその成果を強調する。

『青い鳥を捜して』の主演は専科から特別出演の轟悠(とどろきゆう)。平成4年に初舞台を踏んだ時には、すでに雪組のスターとして雲の上の存在だった。「ずっと轟さんの背中を見ながら演じてきました。存在自体がすごい人なんです」と一言では言い表せない大きな影響を受けた。

貴城が演じるデニスは女優ブレンダのマネジャー役。真面目さゆえに生じる周囲とのズレをうまく表現したいと役作りに励んだ。いつもとは少し違うコミカルな演技に、客席から笑いと拍手が送られた。
『青い鳥を捜して』でブレンダ(白羽ゆり)と婚約が決まり笑顔を浮かべるデニス(貴城けい(右))
『青い鳥を捜して』でブレンダ(白羽ゆり)と婚約が決まり笑顔を浮かべるデニス(貴城けい(右))


振り返ってみれば、密度の濃いあっという間の1年だった。「忙しいのは光栄ですが、来年は少しは休みが欲しいかな」と笑顔を見せる。

そんな願いとは裏腹に、新年2日からさっそく東京公演が始まる。「年初めに舞台に立てるのは幸せなこと。来年も新しいことに挑戦する姿をファンの方に見ていただきたい」とやる気は十分。

きらめく星への道を歩み続ける彼女が一息つけるのは、まだ先になりそうだ。



「きらめく星たち」は今回で終了します。来年からは第2火曜日夕刊で、装いも新たに宝塚歌劇団のスターを紹介する、新シリーズがスタートします。ご期待ください。

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