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宙組公演「ファントム」制作発表 |
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「心」をもった“怪人” 宝塚らしく |
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宝塚歌劇団は24日、東京都内のホテルで、宙組公演「三井住友VISAミュージカル『ファントム』」(脚本=アーサー・コピット/作詞作曲=モーリー・イェストン/潤色・演出=中村一徳)の制作発表を行った。
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制作発表に出席した宙組トップコンビ。和央ようか(左)と花總まり |
「ファントム」は、ガストン・ルルーの有名な小説「オペラ座の怪人」を舞台にしたもの。「オペラ座の怪人」は、1920年代から映画、舞台、ミュージカルとさまざまな形で演じられ、ミュージカルだと世界文化賞受賞者でもある英国の作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェッバーの音楽による作品などが知られる。
今回宝塚が取り組むのは、1991年に米国で初演された、アーサー・コピット(脚本)&モーリー・イェストン(作曲)のコンビによるミュージカル版で、これが日本での初演になる。歌劇団が取り組む海外作品は、昭和42年の「オクラホマ」以来、通算24作目。
「心の通った『ファントム』という評価がされている作品で、それならば宝塚にふさわしいと判断した」と、植田紳爾理事長は説明するが、イェストンが数曲の新曲を書き下ろすほか、全体によりふさわしいものになるよう調整をするというから、まさに宝塚ならではの作品に仕上がりそうだ。
この日の制作発表には、宙組トップスターの和央ようかと娘役トップの花總まりのほか、特別出演する専科の樹里咲穂、星組の安蘭けいが出席。
和央と花總は、衣装を身につけ、主題歌などを披露した。
和央は、「歌劇団創立90周年の今年、唯一の海外作品になります。試行錯誤しながら、私らしい、宝塚ならではの『ファントム』を作りたいと思います」と、意欲満々に語った。
また、作曲のイェストンから、「この作品のメッセージを伝えるのに宝塚以上にふさわしい劇団はない」という賛辞も披露された。
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会見の合間に、ふと柔和な表情を見せた和央ようか(左)。信頼を寄せる瞳でみつめる花總まり |
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2月24日[火]
by ENAK編集部 |
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三井住友VISAミュージカル
ファントム
公演は宝塚大劇場が
5月14日から6月21日まで
前売り券は4月10日発売
東京宝塚劇場が
7月19日から8月29日まで
前売り券は6月13日発売
詳しくは、歌劇団公式サイト
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