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年間100万人ペース続く |
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東京宝塚劇場 来場者数300万人突破 |
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宝塚歌劇団の東京宝塚劇場(東京・日比谷)の来場者数が24日午後3時半公演で300万人を突破。同公演終了後、舞台上で300万人目の来場者への記念品の贈呈式が行われた。
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終演後、舞台上でトップスター、和央ようか(左)、花總まり(右)と記念撮影した越川紫乃さん=東京宝塚劇場 |
現在の東京宝塚劇場は平成13年元日から開業(関連記事:東京宝塚劇場開業)、翌2年1月には早くも来場100万人を突破している(関連記事:来場100万人突破)から、年間100万人ペースが続いている。
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開演前に記念のくす玉を割る越川さん=東京宝塚劇場 |
記念すべき、300万人になったのは、川崎市の小学4年生、越川紫乃さん(10)。母親らと一緒にきたという越川さんは、開演前に1階ロビーでくす玉割り。さらに、終演直後、公演中の宙組組長、出雲綾に呼ばれて舞台に登場。トップスター、和央ようかから特製サイン色紙を手渡された。ほかに次回宙組公演のペアチケットも贈られた。
タカラジェンヌと同じ舞台に立った越川さんは「まぶしいです。緊張しています」と、はにかんでみせた越川さんだが、年間20回は観劇に訪れるというから、少女ながらも筋金入りの宝塚ファン。4歳のころからバレエを習っており、将来の夢はもちろん「タカラジェンヌ」。ちなみに、“あこがれの人”は、宙組娘役トップ、花總まりとか。
記念品贈呈式の後、和央と花總に囲まれて記念撮影。笑顔が絶えなかった。
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終演後、舞台上でトップスター、和央ようか(左)、花總まり(右)と記念撮影した越川紫乃さん=東京宝塚劇場 |
和央は、「(越川さんは)10歳のお子さんですが、非常に頻繁に観劇してくださっています。将来宝塚に入りたいとおっしゃっているので、きっと1000万人記念のときには、タカラジェンヌとして歌劇団にいるのではないでしょうか。そのときは、(観客とし)私が1000万人目をねらいたいと思います」と、このトップスターらしい茶目っ気あふれる感想を話した後、東京宝塚劇場に対する思いを次のように話した。
「ついこの間完成したばかりだと思っていたのですが、もう300万人というたくさんのお客様にご来場いただいているわけです。この間、各組で上演しながら使い勝手の悪いところは改善の要望を出し、その結果、いまではすっかり自分たちの劇場、愛するべき劇場になりました。東京にはこのようにたくさんのお客様がいらっしゃるわけですが、これに甘えず、さらに精進して観るに値する舞台を作らなくてはなりません。この劇場の魅力は、たぶん、どの席からでも舞台が見やすい点ではないでしょうか。2階席でもせり出しているので臨場感が伝わりやすいのでは。東京にはすばらしい劇場がたくさんありますが、こんなに華やかな劇場はここのほかにありません」
東京宝塚劇場は、座席数2069。開業した13年元日からこの日までに1442公演を上演。平均稼働率は、100・6%。
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1月26日[月]
by ENAK編集部 |
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●連載 産経新聞における主な宝塚関連連載記事は次のとおりです。
・東京本社が発行する毎週木曜日朝刊の「SUMiRE STYLE」
・大阪本社が発行する毎週月曜日夕刊の「The name of タカラジェンヌ」
●番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。
●OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
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●ENAK編集部
●編集局文化部 |
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