|
取り壊し一転 市が買い取り
|
 |
 |
 |
旧宝塚音楽学校保存へ
|
 |
 |
 |
兵庫県宝塚市は16日、再開発で取り壊しが予定されていた旧宝塚音楽学校を買い取り、保存すると発表した。市は、校舎と一体化した公園整備も計画、多くのタカラジェンヌが巣立った学び舎(や)が、まちのシンボルとして生まれ変わる。
昭和10年3月に完成した旧宝塚音楽学校は、鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積約1200平方メートル。学校としての使用を中断した時期もあったが平成10年に新校舎が完成するまでに、約2400人が卒業した。
しかし、校舎がある宝塚ファミリーランドは昨年4月に閉園。跡地で再開発が進められ、学校も取り壊されることになった。このため、市民らが保存を要望、市は阪急電鉄などから買い取ることにした。
総事業費は15億円程度で、市は今後、宝塚歌劇の歴史を伝えるミュージアムなどの活用方法を県や阪急電鉄と検討し、平成20年春の完成を目指している
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
?2004.The Sankei Shimbun All rights reserved. |
|