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雪組 未来優希(みらい・ゆうき)
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シャンソンに初挑戦
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──宝塚巴里祭2004「ボンジュール・パリ」(25・26日、東京・新橋の第一ホテル東京)で、シャンソンに初挑戦しますね
宝塚の舞台では、ジャズやゴスペル調のエネルギーある歌がほとんどで、シャンソンはあまり自分に合わないかなと、苦手意識がありました。出演が決まり、いろんなタイプのシャンソンを聞きました。ドラマチックなもの、おしゃれなものなど、こんなに面白い音楽だったんだと再発見しましたね。
──具体的にどのようなシャンソンを歌うのですか?
スタンダートなシャンソンから新しいタイプまでいろいろ歌います。宝塚のショーで歌った「ホリデー」などなじみのある曲もあります。念願だった「メランコリー」も歌います。シャンソンは、人生の経験がそのまま歌に出てしまうので、プレッシャーはありますね。今の私だとミッシェル・ポルナレフ。年齢とともにエディット・ピアフなど深みのある歌を歌えるようになりたいですね。
──歌は、ご自分にとってどのような存在ですか?
私にとって“歌”っていつも私の中にあるもの。常に、頭の中ではメロディーが流れているんですよ。家でも小さいころから、しょっちゅう鼻歌を歌っていました。舞台のショーの最中も、着替えていても、舞台袖にいても、踊っていても、無意識に口ずさんでいますね。歌が、本当に好きなんです。これまで朗々と歌い上げる曲が多かったので、今回はささやき語りかけるような歌い方も勉強して、今までにない私をお見せしたいと思っています。
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