−−第1幕−−
第2場A 地下墓地


日差しの下でクリスティーヌがうたっているころ、闇に包まれたオペラ座地下に人影が。オペラ座の新しい支配人の妻で、プリマドンナになるカルロッタの衣装係、ジョセフ・ブケー(貴羽右京)だ。地下に何があるのか。オペラ座にあるものは、すべて自分のものなのだから調べろとカルロッタに命ぜられたのだ。闇から突然現れたのはファントム(和央ようか)。地下は、ファントムの“家”。ここへの無断侵入を彼は許せない。ファントムは、ジョセフの命を奪う。
back.jpg