−−第1幕−−
第9場A タイターニア
舞台でうたい始めたクリスティーヌは、やがてのどの調子がおかしいことに気づく。そして、声が出なくなる。カルロッタが渡した飲み物は、のどをつぶす毒薬だったのだ。舞台は混乱する。途方に暮れるクリスティーヌの耳に、自分の名前を呼ぶファントム(和央ようか)の声が。そして、舞台にファントムの姿。ついに姿を現したオペラ座の怪人に、人々は混乱に陥る。