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SUMiRE MEMO
by 平松澄子
6月26日 大阪夕刊
連載 産経新聞における主な宝塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
 
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すみれの園を創る人たち 振付師・若央りさ
自分の色、香りを出せるよう
28wakao.jpg 雪組のレビュー「タカラヅカ・グローリー!」(関連記事:雪組東京公演始まる)第1章で、黄金の衣装の第90期初舞台生50人が華やかなラインダンスを踊る、ザ・ロケットの振り付けを初めて担当した。例年は春の宝塚大劇場だけの行事だが、今年は宝塚歌劇創立90周年とあって、現在上演中の東京公演でも披露している(7月11日まで)。

また、宝塚大劇場で公演中の月組のショー「タカラヅカ絢爛II」(8月9日まで)や、90周年の幕開けとなったレビュー「アプローズ・タカラヅカ!」のプロローグなどの振り付けも手がけた。

「記念の年のうえに、ショーのオープニングの振り付けは初めてだったので、すごいプレッシャーでしたね。初舞台生のロケットは私も経験がありますが、一生残る舞台なので、みんなが心からの笑顔で未来に輝いていけるようなイメージで考えました」

神奈川県茅ケ崎市出身。小学時代からの宝塚ファンで、中学を卒業して音楽学校に入り、昭和58年初舞台。ダンス、歌、芝居と三拍子そろった男役スターで、日本物にも秀でた実力派として活躍し、平成7年に退団した。

「理由は一応、結婚準備。でも何にも考えてなかった。3カ月後に、たまたまお会いした羽山先生(紀代美=振付家)に誘われて、音楽学校を手伝うことになり、1年後に歌劇団の公演の振付助手もするようになりました」

振付家デビューは9年で、バウホール公演「君に恋してラビリンス!」に続き、大劇場公演「ザッツ・レビュー」を初めて振り付けした。その後は「ベルサイユのばら2001」「ガイズ&ドールス」「王家に捧ぐ歌」…と担当作品が立て続けだ。

「やればやるほど振付家の難しさを実感しています。ファンの人がもう一度見たいと思えるような、宝塚ならではの場面作りを心がけて、出演者には舞台に気持ちよく出てほしい。振付家としてはもっと自分の色や香りを出せるように勉強します」という。

ちなみに結婚はいまだに準備のままだが、「一番好きな場所で仕事ができるんですから幸せです」。

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