今月のもう１冊
秋山庄太郎「歌劇」写真集
忘れな君
「歌劇」の表紙撮影を担当した写真家、故秋山庄太郎氏をしのぶ。タカラジェンヌ８１人の表紙写真に歴代の表紙一覧を掲載。
15日発売/￥3,200（税込み）
問い合わせ
阪急コミュニケーションズ
03-5436-5721
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ENAK編集部
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編集局文化部
Ｔａｋａｒａｚｕｋａ Ｒｅｖｕｅ ２００４
６月の注目の新刊は、１８日発売予定の「Ｔａｋａｒａｚｕｋａ Ｒｅｖｕｅ ２００４」。宝塚歌劇団のすべての魅力を１冊に凝縮したこのムックシリーズは、平成１１（１９９９）年から毎年１冊刊行して、今年で６作目になります。
そもそも、このムックシリーズ「Ｔａｋａｒａｚｕｋａ Ｒｅｖｕｅ」が登場した理由は？
「タカラヅカ初心者の方からオールドファンの方まで、ともかくタカラヅカのすべてを知っていただけるガイドブックを作りたいと思ったのが始まりでした」と、阪急コミュニケーションズ広報・宣伝部。
「そもそもタカラヅカの舞台とはどのようなものか。トップスターから初舞台生についてまで紹介しています。さらに、舞台裏はどうなっているのか。公演のチケットはどうやって買うのか、までカバー。写真も豊富。一方で、読み物もたくさん。しかも、かなり掘り下げた内容で、飽きさせない構成になっています」
では、２００４年版のページを繰ってみましょう。やっぱり釘付けになるのはカラーのグラビアが美しい巻頭特集。専科の轟悠、５組のトップスター＆娘役トップ、さらに各組男役２番手の撮り下ろし写真とインタビュー。恒例の企画ではありますが、これに勝る魅力はありません。
組ごとの若手男役＆娘役による座談会も、１００周年に向けたタカラヅカの動向を考えれば、見逃せないはず。
創立９０周年の今年は、宝塚歌劇団の公式サイトで募集した読者投稿で選んだ名作の誌上プレーバックなど９０周年特別企画も気になります。
また、１１０度ＣＳ（放送衛星）の専門チャンネル「ＴＡＫＡＲＡＺＵＫＡ ＳＫＹ ＳＴＡＧＥ」の特集もあり、こちらは専科の轟悠と各組トップが出演した番組「スター・ロングインタビュー」の誌上採録、元月組トップスターでチャンネルのスーパーバイザー（特別監修者）を務める真琴つばさのインタビューも。
というわけで、１冊まるごとタカラヅカなのはもちろんですが、１冊で今のタカラヅカがまるごと分かるのが、この「Ｔａｋａｒａｚｕｋａ Ｒｅｖｕｅ」であり、「Ｔａｋａｒａｚｕｋａ Ｒｅｖｕｅ」以外にはない。そんな１冊なのです。
ＥＮＡＫ流行＋芸能は、６月から毎月、タカラヅカ関連出版物の“早読み紹介”＆プレゼントを始めます。舞台の興奮を自宅で追体験できたり、「そうだったのか」と新たな発見があるのが、これら出版物の魅力。ＳＵＭｉＲＥ ＳＴＹＬＥだって、そうだと自負するＥＮＡＫですが、阪急コミュニケーションズが発行する出版物群の質・量は、やはり圧倒的。ＥＡＮＫだけでのプレゼントです。ぜひ応募してください。あるいは、購入の参考にしていただければと思います。もっとすてきに、いつもそばにタカラヅカの魅力を！
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