TAKARAZUKA REVUE SNOW TROUPE
SUSANO-O
TAKARAZUKA GLORY!
スサノオ−創国の魁− 詩劇
「スサノオ−創国の魁−」
脚本演出/木村信司

そんなスサノオに向かってイナダヒメは、もう戦わなくてもよいと諭す。スサノオは、男女が共生できる世界をイナダヒメとともに作ることを心に決める。暴力さえも愛に飢え、愛を求めた心が原因。スサノオは、だれとでも手を携え、平和の国の礎を築くことを誓う。これが日本の誕生であった。さて−−。
私たちは、この「スサノオ」をどのようにみればいいのか。どのようでも結構なのだろう。朝海は「あくまでファンタジー」と言い切る。しかし、だれかは、ここに国際社会と日本の現状を見るだろう。だれかは、昨今の痛ましい事件の数々とだぶらせてしまうかもしれない。見る人によって。あるいは時代によって表情が万華鏡のように変化しそうなこの作品は、日本にとっての鏡といっていいだろう。
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