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みほ・けいこ
平成元年入団 大阪・茨木市出身 |
「圭子」は本名。その名付け親の二代目に「美穂」の姓をつけてもらったという。
「ほかに考えられなくて、本名でいきたいなって。5つほど考えていただいた姓から、どなたにも読んでいただけて、ゴロがいいのを選びました」
あとで(出身地の)茨木市に同じ字で、“美穂ケ丘”という地名があることを知ったそうだ。
たおやかな物腰のベテラン娘役。高校時代は音大を目指していたという美しいソプラノが魅力で、「Rose Garden」(平13年)ではエトワールをつとめた。「あこがれのエトワールは2度目で、前作のときの反省点を生かして、落ち着いて歌えたと思います」
「エリザベート」初演のマダム・ヴォルフ役が、「やりたかった大人の女性の役のきっかけ」になり、湖月わたる(星組トップ)ら同期生4人で上演したバウホールの「Switch」は、「みんなが力を合わせて作った宝物のような公演でした」という。
今年は1月に東京・青山劇場の「Doki・Doki・Night」で、初めて外部出演も経験。宝塚大劇場では4月2日初日の「スサノオ」「タカラヅカ・グローリー!」に出演する(5月10日まで)。
「創立90周年記念のレビューは90人の大ラインダンスがみどころです。私は中盤でクイーンの曲を歌います。歌が一番好きなので、何かが伝わる歌を極められたら…うれしいですね」
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