「1914/愛」 宝塚グランド・ロマン
「1914/愛」
作演出/谷正純

1911年、パリ・モンマルトル。シャンソン酒場「ル・ミルリトン」は、経営者で人気歌手、アリスティド・ブリュアン(湖月わたる)を目当ての客でにぎわっている。気鋭の詩人、ギョーム・アポリネール(貴城けい)、その恋人のマリー・ローランサン(叶千佳)、そして若き画家であるアメデオ・モディリアーニ(大和悠河)、モーリス・ユトリロ(真飛聖)らが、酒代ももたずにやってきては、にぎやかに芸術について語り合う。物語は、第一次大戦が勃発する1914年までの3年間のパリにおける、夢を胸に抱いた若者たちの、愛と芸術の行方を描く。