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SUMiRE MEMO
by 平松澄子
11月15日(月)大阪夕刊
使用差委は公式サイトで
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
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演出家 齋藤吉正:すみれの園を創る人たち
殺陣とダンスのコラボに挑戦
齋藤吉正 3人の演出家が“夢”をテーマに共同演出する、雪組公演のショー「タカラヅカ・ドリーム・キングダム」(12月14日まで、宝塚大劇場)で、パート2「白昼夢」を担当。「殺陣とダンスのコラボレーションにチャレンジしています。現代の新宿っぽい幻の大都会の中で、スーツ姿の男が長ドスを持っているイメージ」という、独特の美意識が強いインパクトを与えている。

今年は年初の大劇場のショー「アプローズ・タカラヅカ!」の共同演出と、宝塚バウホール公演「愛しき人よ」の作・演出に続いて3作目だ。



昭和46年横浜市生まれ。平成6年東京農大農学部卒後、宝塚歌劇団に演出助手で入った。

「就職の時期にたまたま募集があって。宝塚ファンの母と姉があこがれた世界に、男の自分が入っちゃったんです。舞台の知識は全くなく、一人暮らしも初めて。2年間は公私ともに苦労して、しゃにむに覚えまくりました」

「虹のナターシャ」新人公演をステップに、11年にバウのシェークスピア・シリーズ「TEMPEST」で演出家デビュー。大劇場は12年のショー「BLUE・MOON・BLUE」が初めてだった。

同年のバウ「花吹雪 恋吹雪」は石川五右衛門の生き様を描いて、斬新な感性を発揮。「和物をショーアップして見せる、自分の一つの方向性を示せた作品でした」という。続いてバウの「血と砂」「ヴィンターガルデン」、大劇場のショー「満天星大夜總会」、紫吹淳コンサートなどを手がけている。

「大階段を使うレビューの醍醐(だいご)味は宝塚ならではの喜びですね。でも、自分の中ではショーも芝居も同じ分野の意識で、ゆくゆくは大劇場でオリジナルのミュージカルをやってみたい。宝塚の美学はドラマチックでスタイリッシュで美しくて、多少の俗っぽさが必要と考えています」

座付作家としての意識も強く、「愛と夢を紡いで90年の歴史を守り続けるのは義務。担当する組、主演者、季節などのリクエストにこたえて、満足してもらえるように料理するのが仕事」と言い切った。

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