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SUMiRE MEMO
by ENAK編集部
11月26日(金)
詳細は公式サイトで
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
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星組東京公演始まる
水に漂う睡蓮の花のような愛
宝塚歌劇団星組東京公演「歌劇『花舞う長安─玄宗と楊貴妃─井上靖「楊貴妃伝」より』」(原作/井上靖、脚本・演出/酒井澄夫)「グランド・ショー『ロマンチカ宝塚’04』─ドルチェ・ヴィータ!─」(作・演出/荻田浩一)が26日午後、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。歌劇団創立90周年を記念した公演の掉尾を飾る。

歴史の流れに大きく翻弄される玄宗(湖月わたる、右)と楊貴妃(檀れい)の愛を描く=東京宝塚劇場
歴史の流れに大きく翻弄される玄宗(湖月わたる、右)と楊貴妃(檀れい)の愛を描く=東京宝塚劇場


「花舞う長安」は、中国唐王朝の黄金時代に君臨した6代皇帝・玄宗(湖月わたる)と絶世の美女と称(たた)えられる楊貴妃(檀れい)の愛を描く、絢爛(けんらん)たる王朝絵巻ラブストーリー。

ミュージシャン、河村隆一が幻想的なバラード「愛にただよう水蓮の花」を提供(作詞は酒井)している(関連記事:製作発表)。

「ロマンチカ宝塚’04−ドルチェ・ヴィータ!−」は、イタリアを中心に1950−60年代の地中海をイメージして展開する、明るく開放的な色彩にダークな妖しさも織り交ぜた印象的なショー(関連記事:宝塚大劇場星組公演評)。

この日は午前中に舞台稽古が行われ、稽古後、劇場内で湖月が記者会見した。湖月は「博多座公演もあり、稽古期間を含めるとカ月もこの作品に取り組んでいます。東京公演は集大成、ベストのものをお見せできるようにがんばります」と、意欲的に語った。

公演は12月26日まで。東京宝塚劇場年内最後の作品になる。

湖月わたる記者会見全文

湖月わたる ■湖月わたる 宝塚歌劇団創立90周年記念公演の最後を星組が務めさせていただきます。

──博多座公演を含め長丁場だが

■湖月 稽古も含めると7月からこの作品にかかわっていることになりますが、公演、そしてまた稽古とその都度新たな発見があります。東京公演では、この作品のベストをお見せできるよう臨みますので、楽しんでいただければと思います。

──河村隆一の「愛にただよう水蓮の花」については

■湖月 歌うほどに味わいが出てきます。いろいろな思いがわき上がる歌です。お客様に幸せな気持ちを感じていただけるよう心を込めて歌います。とはいえ、ただ幸せだというだけの歌ではなく、玄宗と楊貴妃のその後を暗示するようなはかなさ、この先どうなるのかと思わせる部分もあります。不思議な余韻が残るラブソングですね。

──ショーのほうはどうか。荻田作品らしく独特の妖しさも漂っているが

■湖月 楽しいですね。プロローグから全員が舞台にいて、その瞬間からイタリアの世界にお客様を引き込めるようにやっています。本当に幕が上がった瞬間、ワーッと客席の空気が動くのを感じられ、一気にその世界に入り込むことができます。ダンスも多く、ダンス好きな私はうれしい限りです。踊るほどに自分流の解釈になっていきがちですが、教えていただいた基本に立ち返るよう意識して踊っています。



STAGE GRAPHはこちらから入ることができます。
STAGE GRAPHはトップコンビの場面を中心に作成しています。
STAGE GRAPHは、全体の進行、ストーリーに触れていますので、観劇予定の方は、観劇後にご覧ください。

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