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花組 彩吹真央
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自分とフアンが重なる
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──花組「ラ・エスペランサ」で、タンゴダンサーを夢見る青年、フアンを演じています
タンゴの先生のカルロスさん(春野寿美礼)とベニートさん(水夏希)の男同士の友情にあこがれている若者です(関連記事:花組東京公演始まる)。挫折する役は今まであまり経験がなく、演じていて“切ない感”がありますね。春野さん、水さんの胸を借りて演じている自分自身とフアンが重なることがあって、お芝居していてうれしくて、ふっと涙が出そうになるときもあります。
──ショー「TAKARAZUKA舞夢!」はギリシャ神話が題材で、トロイアのパリス王子などで登場します
特別出演の水さん(宙組)も、同期の霧矢大夢(月組)も、ぽんと花組みに入ってきて、和気あいあいとして楽しいですよ。
──来年、ディナーショー「DAY DREAM」(1月31・2月1日、東京・新橋の第一ホテル東京)を
ずっと夢だったディナーショーをやらせていただくことになりました。私にとって“夢”は大事なキーワード。タカラジェンヌになることが夢でしたし、夢をみなさんに与えられる仕事をしたいという夢もあります。その思いをふわっと表現したいと、タイトルを決めました。
──内容は?
自分の声とピアノ伴奏だけでどこまで伝えられるか挑戦したいですし、宝塚の曲もメドレーではなくじっくり歌いたい。ジャズを中心に、大人っぽくおしゃれな感じになればいいなあと思っています。
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