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by 平松澄子
9月11日 大阪夕刊
公演詳細は公式サイトで
連載 産経新聞における主な宝塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
 
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すみれの園を創る人たち:振付家 伊賀裕子
男役の色っぽさ出したい
13iga.jpg タンゴダンスが見どころの花組公演「La Esperanza−いつか叶う−」(宝塚大劇場、27日まで)で、ダンスコンテストのシーンの振付などを担当している。

「タンゴは日本人好みの音楽だし、宝塚にもよく合うと思います。タンゴを踊る男役さんのカッコよさ、色っぽさがうまく出ていていればうれしいですね」

次の星組公演(10月1日初日)でも、ショー「ロマンチカ宝塚’04」の1シーンを手がける。

大阪・豊中市出身。中学時代に宝塚の舞台を見てファンになり、高卒で受験。昭和47年に初舞台を踏んだ。月組の男役で芸名は江真千晶(えま・ちあき)。同期生には元トップの峰さを理、高汐(たかしお)巴、専科の星原美沙緒、邦(くに)なつきがいる。

「ダンスは受験のときに別科で勉強したていどですが、一番好きでしたね。現役時代で最も印象に残っているのは中南米公演です」

9年間在籍して56年に退団。ダンス教室の指導、地方博のミュージカルの振付手伝いを経て、宝塚バウホール公演「二人だけの戦場」で振付助手。振付家デビューは平成6年のバウ「WANTED」、大劇場デビューは8年の「マンハッタン不夜城」だった。

「謝珠栄先生(元タカラジェンヌで演出家・振付家)の手伝いでくっついて回り、宝塚の振付をするようになったんです。自分が舞台で踊っているより好きだし、合っているみたい。振付家っていい仕事だなぁと思います」

その後は「サザンクロス・レビュー」「夜明けの天使たち」「ヘミングウェイ・レヴュー」「ノバ・ボサ・ノバ」「凱旋門」「白昼の稲妻」…と芝居、ショーを問わず続々。スターのディナーショーを担当することも多い。

「どの作品も自分の子どもみたいで大事ですね。演出家の先生と同じ思いで場面を作ること、お客さまに喜んでいただくこと、踊る人が気持ちよく踊れること、を心がけています。男役の振付ができる宝塚で、いつまでも作品を作り続けたい」
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