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SUMiRE MEMO
text by 田窪桜子
9月27日の東京朝刊より
詳細は公式サイトで

10月10日まで。当日券の問い合わせはTEL03・5251・2001
連載 産経新聞における主な宝塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月不定期火曜日に大判の写真をあしらった連載「タカラヅカ90th きらめく星たち」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
 
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月組トップスター 彩輝直
東京でお披露目公演中 生き生きとした存在に
来年は人気大作「エリザベート」で主役のトートも演じる。「新鮮な気持ちで、体当たりでやっていきたい」と意気込みを
来年は人気大作「エリザベート」で主役のトートも演じる。「新鮮な気持ちで、体当たりでやっていきたい」と意気込みを語る彩輝直
宝塚歌劇団月組のトップスター、彩輝直(あやき・なお)が東京・日比谷の宝塚劇場でお披露目公演中だ。作品は、日本物の芝居「飛鳥夕映え−蘇我入鹿」と、ラテン系のファンタスティックなショー「タカラヅカ絢爛(けんらん)II−灼熱(しゃくねつ)のカリビアン・ナイト」。宝塚ならではの華やかな舞台で新たな魅力を発揮している(関連記事:東京公演始まる)。

彩輝は平成2年、「ベルサイユのばら」で初舞台。月組、星組、専科を経て昨年10月、月組へ。今年4月、全国ツアー「ジャワの踊り子」でトップスターに就任した。

彩輝は「トップの責任などはもちろん感じますが、周りの人に助けられていることが多いなあと実感しました。とにかく、舞台に対する姿勢や誠意を見てもらうことで、私らしさが伝わればと思っています」と話す。

月組に戻ったのは8年ぶりだった。メンバーは変わったが、温かく受け入れられ自然となじめていけたという。

「私は無理についてきてというタイプではないので、皆でひとつの作品を乗り越えていくことで、新生月組が形作られていけばと思っています。厳しいこと苦しいことはあるけれど、今は宝塚の舞台に立てる幸せを実感しています」と笑みがこぼれる。

「飛鳥夕映え」は蘇我入鹿を主人公にした歴史ロマン。政敵となる鎌足は3人(貴城(たかしろ)けい(関連記事:同期3人で役替わり)、瀬奈(せな)じゅん(関連記事:楽しく苦しみたい)、大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)が役替わりで演じている。

「けいこの前に飛鳥寺に行きイメージをふくらませました。入鹿は聡明ですばらしい政治家。器の大きな魅力的な人物です。その大きさを出すのが難しかった。役替わりは相手によって変化する感情を大事にしながら演じるようにしています」

「タカラヅカ絢爛II」は、まず湖月わたるがトップの星組が上演し、月組に引き継がれた。キューバと海をテーマに、妖精と人間の恋物語が描かれる(関連記事:星組東京公演)。

「星組の舞台を見たとき、湖月さんがどうされるかちゃんと見ておこうと緊張しながら見始めたんですが、どんどんひきこまれて、最後は観客として楽しんでました。男役としていろいろなタイプを表現できる内容なので楽しいですよ。宝塚らしい2作に出演できて男役冥利(みょうり)につきますね」

彩輝は、下級生のころから華やかな美しさで注目を集めてきた。学年が上がるとともに、美しさや独特のあやしい色気が個性となってきた。

「自分の個性を出したいと思う一方で、役ごとにいろいろな色を出せるようになりたいとも思う。お客さまにもいろんな角度で見ていただきたいです。おおらかで華やかで生き生きとした存在でありたいと思っています」と力を込めた。


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