−−第7場B−−
鞍作絶頂(鞍作の館)


蘇我の屋敷では宴が開かれ、蘇我家の反映はだれの目にも明らかだった。鞍作は、石川麻呂に自分のかわりに唐に渡って視察をしてきてくれないかと勧める。実は石川麻呂が、軽皇子妃とが密かに会っていることを知っての配慮だった。そのことを知っているのは、しかし、鞍作だけではなかった。鎌足(瀬奈)も、だ。
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