兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公平校長)で1日、第87期生の卒業式が行われた。「清く、正しく、美しく」をモットーに、青春の日々を過ごした42人のタカラジェンヌが誕生した。
2年間、歌やダンスのレッスンに励んだ音楽学校の講堂で行われた卒業式には、黒紋付きにはかまで正装した卒業生が誇らしげな表情で参列。厳しいレッスンに耐え、晴れの日を迎えた喜びを分かち合った。
同日午後、正式に宝塚歌劇団に入団し、4月6日から始まる宙組公演の「ベルサイユのばら 2001」でデビューを飾り、恒例のラインダンスを披露する。あこがれの舞台で、大輪の花を咲かせる春は近い。