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舞台げいこの前に記者会見した宙組トップスター、和央ようか=東京宝塚劇場(撮影・早坂洋祐) |
宝塚歌劇宙組公演・宝塚グランドロマン「ベルサイユのばら 2001--フェルゼンとマリー・アントワネット編」が29日から東京宝塚劇場で上演されるのを控えて28日午後5時から、同劇場で舞台げいこが行われた。
けいこに先立つ午後4時半過ぎから宙組トップスターの和央ようかが会見し、次のように抱負などを述べた。
Q 抱負は?
「新しい東京宝塚劇場では花、雪、月、星組はすでに公演をしており、宙組がしんがりになるのですが、劇場が初めてなら出し物も『ベルばら』で、いつも以上に緊張しています。せいいっぱい、がんばりたいと思います」
Q 宝塚大劇場で一カ月半公演されて、「ベルばら」という作品についてどう感じていますか?
「宝塚大劇場の初日、ファンの方にとても愛されている作品だなという熱気が客席から伝わってきました。もちろん、大事にしなきゃいけない作品だと思って取り組んでいましたし、そのことが素直に感じられる、すべてにおいてスケールの大きな作品だなと思っています」
Q 衣装がすてきですが、早替わりなどは?
「衣装は10着以上かな? 早替わりは大変です。素敵な衣装を着せていただくのは幸せですが、衣装に負けちゃいけないので、それも大変」
Q この「ベルばら」には2001とついていますが
「今まで伝えられてきたことをきちんと勉強させていただき、それを宙組がやることで“2001年のベルばら”になるのかなと思っています」
Q 新しい東京宝塚劇場の印象は?
「舞台に立って位置決めなどをしているときは、宝塚大劇場に立っているような錯覚するほどで、舞台は宝塚大劇場に似ていますね。でも舞台袖は全く違っていて、奈落からセリに乗っても、どっちを向いているのか分からないかな。ちょっと戸惑っています」
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出演は、藤原紀香、木村佳乃、椎名桔平、ユースケ・サンタマリア、米倉涼子、仲村トオル、中谷美紀。脚本は大石静。7月上旬から撮影を始め、放送は年末から年始にかけてを予定している。