今年11月11日で退団する、宝塚歌劇団花組のトップスター、愛華みれの退団後の初めての舞台となるミュージカル「チャーリー・ガール」(山田和也演出)の制作発表が18日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われた。
「チャーリー・ガール」は、1965年にロンドンで初演。2201回のロングランを記録したヒットミュージカルで今回が日本初演となる。
会見した愛華は、「まだ、タカラジェンヌとして公演中ですが、東宝さんのほうから光栄なお話をいただいたので、みなさまにご報告をさせていただくことにいたしました。そうそうたるメンバーで、私が憧れている方々と共演させていただきます。胸を借りて、挑戦させていただきます。不器用な私ですが、精いっぱいやりたいです」と話した。
あらすじ |
ハドウェル伯爵夫人は、亡き夫から大邸宅「ハドウェル・ホール」を引き継ぎ、その維持費用をかせぐために観光客に開放している。伯爵夫人の末娘・シャーロット(愛称チャーリー)は車や機械いじりが大好きな活発な女の子。服装にもむとんちゃくで姉には「男か女か分からない」と言われる始末。恋愛にも奥手で、「どうせ私なんて男の人には見向きもされない」と思いこんでいる。しかし、本心は恋愛にあこがれて、愛する人とキスをしたら、空から祝福の鐘の音が高らかに鳴り響くと信じ、その日を待っていた…。ある日、チャーリーはプレイボーイで有名なコナー夫人のドラ息子・ジャックに一目惚れする。ハドウェル・ホールの管理を任されているジョーは、そんなチャーリーに思いを寄せ、密かに見守っていた…。
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チャーリーに愛華みれ、ジョーに錦織一清、ジャックに鈴木綜馬、ハドウェル伯爵夫人に初風諄。ほかに太川陽介、森公美子らが出演。 |
田窪桜子@産経新聞文化部
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 | 「胸を借りて、挑戦させていただきます」と新しい人生への挑戦意欲を語った愛華みれ=東京・帝国ホテル(撮影・田窪桜子) |  | >>会見一問一答はこちら |
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