SUMiRE STYLE    010718    

  愛華みれ、退団後初舞台会見    一問一答


--出演依頼が来たときは

愛華みれ 不安もありましたが、悩んでばかりもいられない。舞台は好きな世界なのでやろうと決心しました。外の世界は分からない私ですが、東宝さんは、とてもご理解があり、分かってくださっているので。実際、退団発表のときは、無理やりどうしていこうということは何もなく、流れに任せようと思っていました。この舞台も、皆様のお話をうかがい、よく考えた上で、流れにのって流れてみようと決めました。

--最初の舞台にこの作品を決められた理由は?

愛華 宝塚では男役として、歴史上の人物を何作かやらせていただいて、ファンの方からも「そろそろ、タモちゃんのお笑いが見たいわと」といわれていたので、楽しいコメディーを。帝国劇場というあこがれのすばらしい劇場での公演だ--ということもあります。

--チャーリーは男か女か分からないような女性だそうですが

愛華 そういう設定なので、いい意味で無理なく入っていけるかなと思います。いきなり、色っぽい女の役といわれても、ひいてしまうでしょうし…ちょうどよかったかなと。

--演出家、共演者について

愛華 (演出の)山田(和也)さんはきょう初めてお会いしたのですが、とてもお優しそうな方で。錦織さんは、いろんな舞台で活躍されている方。まだ、お会いしてゆっくりお話もしていないのですが同世代ですから、大丈夫かなと。男性と共演したことはないので恐怖もありますが、錦織さんはとても楽しそうな人なので

--退団前に制作発表することを宝塚の仲間はどういっていますか?

愛華 だれにも何もいわず、人知れず東京に来たので、どうでしょう? 宝塚ではいま「ミケランジェロ」を上演中ですが、女優の「ジ」の字も出さずにやっていますし、忙しくてゆっくり話すひまもないので。

--退団前ですが、どういう女優になりたいですか

愛華 今後のことはあまり決めずにいますが、老若“男”女演じられる女優としてやっていきたいです。





田窪桜子@産経新聞文化部    





「老若“男”女演じられる女優」を目指すと男役ならではの抱負で笑わせた愛華みれ=東京・帝国ホテル(撮影・田窪桜子)
>>会見概要






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