宝塚歌劇団の最大のヒット作「ベルサイユのばら」ののべ観客動員数が30日、東京宝塚劇場(千代田区)で昭和49年の初演以来、通算300万人を突破した。約27年間でキャストや台本(バージョン)などを替えながら、この日で1208回目の公演となった。
同日は星組公演「ベルサイユのばら2001〜オスカルとアンドレ編」の初日で、開幕前には初舞台を迎えた新人たちの口上も行われた。
4月6日からは、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)でも宙組公演「フェルゼンとマリー・アントワネット編」が上演され、宝塚歌劇団史上、同じ演目が東西同時上演されるのは初めて。
星組トップスターの稔幸(みのる・こう)さんは「喜びを胸に宝塚大劇場の千秋楽まで、魂を込めて演じ続けます」と話した。
5月6日まで上演される。