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「風と共に去りぬ」花組版 グラフ特集

 02/04/18 WebSpecial
 texted by Ishii,Takeshi/石井健



宝塚歌劇団の創立88周年記念特別公演「宝塚グランドロマン『風と共に去りぬ』」の後半が18日正午から、東京・日比谷の日生劇場で始まった。後半はスカーレットを瀬奈じゅんが演じるなど花組がサポートする。


風と共に去りぬ 花組編
※写真をクリックするとほかの画像もごらんいただけます


前半の雪組版と違い、報道陣に公開の通しけいこは行われなかったが、2部「さよならは夕映えの中で」の模様をグラフで伝えよう。

2部のみなので雪組版のようなあらすじに沿った形はとらない。代わりに今回は舞台における生徒たちの表情により肉薄しながら、物語からくみ取れる意味について考えよう。

記者は演劇が専門でもなければ宝塚鑑賞歴も浅い。しかし、そんな記者でさえ、非常に強いメッセージを感じさせられるのがこの花組版だ。

なぜなら、轟悠(レット・バトラー)、檀れい(メラニー)、湖月わたる(アシュレ)ら専科生徒が舞台を重ねたことでより重厚になっているからであり、また、瀬奈が、前半の朝海ひかるの小悪魔的なスカーレットとはまた別の、非常に芯の強い女性としてのスカーレットを演じているから、ではないか−。

なに、素人記者の見立てだから間違っているかもしれないが、それならそれでよい。見る人によって、さまざな色彩になることができる舞台、ということなのだから!

それでは、上のバトラーの写真をクリックしてください。「風と共に去りぬ」から、愛について考えてみましょう。


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