メラニーを失ったアシュレは、まったくの抜け殻のようになってしまう。湖月の演じたアシュレのおだやさは、このうつろな悲しい表情へと一気に収れんされる。彼のやさしさも温かさも、すべてはメラニーがあればこそだったのだ。