
記者会見する大橋・阪急電鉄社長(右)と植田・歌劇団理事長 |
大橋太朗・阪急電鉄社長 阪急電鉄は歌劇団を中心にエンターテインメントビジネスの基盤整備を進めてきましたが、その集大成として21世紀の幕開けの元日に新しい東京宝塚劇場をオープンできました。おかげさまで月組のこけら落とし公演も連日、大勢のお客様にお越しいただいています。
1996年の東宝株式会社のビル立て替え計画に伴い、歌劇団専用劇場として東京での通年公演を実現するべく取り組みを始めました。具体的には97年に歌劇事業部を設立、98年には宙組を創設。同年5月には1000days劇場をオープン。おかげさまで96%ほどの稼働率を確保できました。このたび新劇場がオープンし、本格的な拠点を確立できました。ここにいたるまでご協力いただいたみなさまにあつく御礼を申し上げます。この機会に初心に還って、全国ツアーも含め、高いレベルの舞台を目指し、夢と感動の世界を楽しんでいただけますよう、さらなる努力を続けるつもりです。
また、新たな取り組みも進めておりまして、そのひとつが110゜CSへの参画であり、来年4月に向けて作業中です。歌劇団中心の舞台映像を情報提供するつもりです。
1月22日にはiモードでの情報提供を始めます。なお理事長の植田のほうから専科設置後の初めての新しいトップの発表をいたします。高い独自性を有する宝塚歌劇団は国内はもとより、海外でも多くのお客さまに夢と感動をお届けできるよう発展を務めます。