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トゥーランドットに心奪われたカラフは、3つのなぞときに挑戦する。やはり没落した国の王子でいまは盗賊になったバラク(水夏希)は、そんなカラフに友情を感じ、やめるようにと忠告するが、カラフはきかない。単に美貌にひかれただけではないからだ。運命の糸。カラフにしかわからない強いつながりがあったのだ。復讐のために冷たく閉ざした心の持ち主となっているトゥーランドットは、カラフもまたなぞはとけないと考え、凍りつくような笑い声をあげる。狂気の美女。花總は鬼気迫る演技をみせる。