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映画「 300 <スリーハンドレッド>」
ジェラルド・バトラー来日記者会見(1)
     by 久保亮子
映画「オペラ座の怪人」(2005年)のファントム役で一躍、日本でも知名度を上げたスコットランド出身の俳優、ジェラルド・バトラーが新作「300<スリーハンドレッド>」の宣伝のため来日。東京都内のホテルで7日、記者会見した。

左から、フランク・ミラー、ジェラルド・バトラー、ザック・スナイダー監督
左から、フランク・ミラー、ジェラルド・バトラー、ザック・スナイダー監督
各国での興行収入の総計が5億ドルを突破(7日現在)しているという成功を後ろ盾に訪れた日本。バトラーをはじめザック・スナイダー監督らによる会見は終始にこやかなものとなった。

バトラーは「撮影で鍛えた体も元通りになってしまった」と言うが、それでも体格がよく、ジーンズと白いシャツがさまになる。

「ブラジルでの歓迎ぶりには、これ以上のものはないと思ったけど、日本はもっとすごい。普段、会見するときにカメラなんて持ち込まないけど、今回ばかりはずっと撮り続けているよ」と報道陣のフラッシュに負けんとばかりにこちらに向けてシャッターを切った。

壇上から報道陣にカメラを向けるジェラルド・バトラー(左)と、スナイダー監督
壇上から報道陣にカメラを向けるジェラルド・バトラー(左)と、スナイダー監督
実際6日に都内で行われたジャパンプレミアには約1200人ものファンが詰め掛けた。

もっとも、公開までの道のりは長かった。

スナイダー監督は「2002年から関わっていますが、当時はだれも出資してくれなくて、映画監督としてハリウッドで生きていけるのか不安でした」と命運を決する1作だったことを明かす。

テレビCMやミュージックビデオの分野では売れっ子として知られるが、長編映画監督としては「ドーン・オブ・ザ・デッド」(04年)に続く2作目。

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