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主演の役所広司「感動の思いを正直に演じる」 
「象の背中」映画製作発表 今井美樹、20年ぶり
    東京朝刊 
余命半年をテーマに生きることの意味を問い、家族の絆(きずな)を描く映画「象の背中」の製作発表が21日、東京都内で行われた。平成17年1〜6月に産経新聞で連載された作家、秋元康さんの同名小説が原作。肺がんを告知される主人公を役所広司さん、その妻を20年ぶりの映画出演となる今井美樹さんが演じる。今年10月に公開予定。

映画「象の背中」の製作発表が行われた(撮影・大西史朗)
映画「象の背中」の製作発表が行われた(撮影・大西史朗)

会見には夫婦役の2人や井坂聡監督、秋元さんらのほか、漫画雑誌計14誌の編集者らも出席、映画化に合わせた連載漫画化の“コラボレート企画”も発表された。

作品は、ある日、医師に余命半年と宣告された48歳の不動産会社の営業部長が、残された時間をどう生きるかを描く。

役作りで10キロの減量に挑む役所さんは「原作を読んで何度も泣いた。この感動の思いを丁寧に正直に演じたい」。今井さんは「原作が描く柔らかな夫婦感、家族の空気感を役所さんと作り上げたい」と抱負を話した。

>>■映画「象の背中」原作、秋元康に聞く



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